お願い文、依頼状の書き方と文例

借金の依頼

 

 

保証人の依頼や借金の依頼は、個人的な依頼の手紙の中ではちょっと神経を使いますね。親戚へ保証人を依頼する場合というのは子供のアパートの入居などでしばしばあるものです。

 

 

「日差しが春のおとずれを告げる頃となりました。皆様お元気でお過ごしのことと存じます。本日は折り入ってお願いがございましてお手紙申し上げた次第です。

 

先日もちょっとお話いたしましたが、長男○○が無事に御地○○大学に入学が決まりました。遠方のため大学近くのアパートを借りることになりましたが、その契約の保証人は、できれば近くの方があればという話でございます。

 

つきましては、契約に際し連帯保証人をお引き受け願えませんでしょうか。お近くで信頼して頼める方が他にはおらず、失礼を承知でお願いする次第でございます。

 

毎月の家賃につきましては、私どもが責任をもって振り込み、ご迷惑をおかけすることのないようお約束申し上げます。どうか事情お察しいただきまして、ご承諾くださいますようお願い申し上げます。」

 

簡略化しましたが、このような感じです。

 

 

叔母に借金を依頼する手紙。

 

「拝啓 すっかり秋らしくなってまいりました。叔母様には毎日お忙しくお過ごしのことと存じます。

 

さて、本日は折り入ってお願い申し上げたいことがありお手紙申し上げた次第です。

 

実は、来月は住宅ローンのボーナス返済月なのですが、この冬のボーナスに限ってひと月ほど遅延することになってしまいました。そんなことも想定していくらか蓄えてはいたのですが、今回の急病による入院などで出費がかさみ、今月はどうにも支払いが追いつかない状態でおります。

 

まことにお恥ずかしく、たいへん不躾なお願いで申し訳なく存じますが、三十万円ほどご用立ていただけませんでしょうか。ボーナスの入金が確認でき次第、早急にご返済いたします。勝手なお願いでたいへん申し訳ございません。どうかお助けくださいますよう、切にお願い申し上げます。」