お願い文、依頼状の書き方と文例

相手の都合を考える

 

 

人に何かを依頼したり、お願いをするといった内容の手紙も結構多いものです。自分の都合によって願い事をするわけですから、内容は明確に、そして相手の都合、立場も考えて依頼するようにしたいものです。

 

依頼の内容もいろいろあります。日常での依頼、仕事上の依頼、紹介の依頼、借用や援助の依頼など本当に様々ですが、いずれにしても人に何かをお願いをするのですから、得然ながら、本来は相手に直接会ったうえで依頼をするのが原則であり礼儀となります。

 

そうは言っても相手のところへ訪問するというのは、場合によっては相手の時間を拘束してしまうことにもなりかねません。そのようなことから、事前に電話を入れたうえで追って手紙を出すということも多くなります。

 

手紙なら相手が都合のいい時間に読むことができますし、相手の時間を奪わないので、メリットということにもなりますが、手紙で依頼する際の注意点についてはしっかり理解しておきたいものです。

 

まずは、はがきよりも封書にしましょう。そして、依頼内容がどういうことなのかをはっきりと伝えます。品物やお金に関する依頼であるなら、内容や品物の種類、金額、返済期日などを明記します。その理由や用途などもきちんと書き、借用依頼の場合なら、返済期日はもちろん、返済方法も手渡し、振込などの項目を書きます。礼を欠くことのないように言葉も心も尽くして書きましょう。